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血行障害と素肌のトラブル

加齢や生活習慣によって動脈硬化が進み、程度の差はあれども、皆様に全身の血行障害が起こるようになります。

そこで血行障害を改善するような中医薬や漢方薬をおすすめする機会はとても多いわけですが、飲んでみていただいた感想として、実は「素肌が白くなった」「シミがすごく薄くなった」というものがとても多いのです。

血行障害を中医学や漢方では「瘀血」とか「血瘀」とか言いますが、その症状として「面色黧黒」(れいこく=黄色味を帯びた黒色)「肌膚甲錯」(サメ肌)などが挙げられますが、確かに瘀血のある方の顔色は黒ずんでカサカサしていることが多く、これは皮膚の栄養や酸素不足なのでしょう。

写真は「瘀血」(血行障害)に対する生薬として有名な「丹参」の花です。(生薬として使用するのは根)