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妊活のための中医学2 『気』について

前回の『血』については「豊富な栄養と潤す作用がある」と書きましたが、一方『気』は「働き」であり「『血』を生み出したり全身を流通させたり」しているのです。

 

『気』もやはり、両親から貰った先天の清気と飲食物から得た栄養分や水分、そして呼吸から得られた酸素が原料となっています。

 

『気』が不足すると、疲れやすく元気がなくなり、軽く体を動かすだけで動悸や息切れなどがするようになります。月経においては生理周期が早くなったり、経血がダラダラと長引いたりするようになりやすいものです。

 

『気』が不足した場合は次のような食品を召し上がると良いのですが、やはり漢方専門店でのご相談をおすすめします。

 

【気を補充する代表的食品】

うるち米、もち米、オートミール、山いも、長いも、さつまいも、じゃがいも、いんげん、長ささげ、白いんげんまめ、キャベツ、カリフラワー、カボチャ、干ししいたけ、桃、栗、豚の腎臓・胃袋、豚足、豚骨、牛肉、鶏肉、ウナギ、サバ、太刀魚、カツオ、スズキ、イワシ、タラなど

 

写真は気を補充する働きに優れた中医薬の一例です。